スマートフォンのアプリを車載ディスプレイで操作できる機能として、Apple CarPlayやAndroid Autoが標準搭載される車種が増加した。地図アプリの参照や音楽再生においては抜群の利便性を誇るが、動画再生に関しては安全上の観点から標準で固く制限されている。YouTubeや各種動画アプリの画面は、そのままでは純正画面に反映されない。
この壁を乗り越える手法として急浮上したのが、USBポートに接続するだけで動作するAIボックス(OTTボックス)と呼ばれる小型アダプターの活用だ。車載システム側にはApple CarPlay接続として認識させつつ、内部で完全なAndroid OSを駆動させる構造を持つ。
車両側の配線加工を一切行わずにストリーミング再生環境が整うため、車両の売却査定に響く心配がない。システムを傷つけることなく車内エンタメを拡張したいユーザーにとって、最もスマートな解法の一つとなっている。