しかし、この風景も一枚岩ではない。近年、議場での万歳に異を唱え、あえて腕を組んだまま着席し続ける議員や、無言で議場を後にする議員が目立つようになってきた。
「落選するかもしれないのに万歳をするのは滑稽だ」「税金を投じる選挙を前に、国民への説明責任を欠いたままお祭り騒ぎをするべきではない」といった批判的な姿勢を示すパフォーマンスだ。野党議員が解散の正当性に抗議して「解散反対!」と叫び声を上げる場面や、完全沈黙を貫く光景も珍しくなくなった。かつての一体感に満ちた熱狂は、政治の多様化と世論の厳しい視線によって、静かな変化を迫られている。