野尻湖の西側に広がる黒姫高原は、季節ごとにまったく異なる表情を見せる。初夏には可憐な花々が咲き誇り、秋には一面のコスモス園が訪れる者の目を楽しませてくれる。標高の高さを生かした爽快なドライブコースは、ドライバーやサイクリストにとって絶好のロケーションだ。
また、この土地の知られざる歴史的魅力を語る上で外せないのが、野尻湖ナウマンゾウ博物館である。約5万年前の氷河時代、この湖畔にはナウマンゾウやヤベオオツノジカが生息していた。1962年の発掘開始以来、数多くの化石や月形木器などの遺物が発見され、博物館ではその貴重な資料が展示されている。太古の地球と人間の営みに想いを馳せる体験は、子どもから大人まで知的好奇心を大いに刺激してくれる。