1969年生まれの及川光博、愛称「ミッチー」。彼もまた、10月24日に生を受けた特別な一人だ。自らを「王子」と名乗り、その完璧な世界観でファンを魅了し続ける彼のスタイルは、日本の芸能界において唯一無二のポジションを確立している。
俳優としても『相棒』シリーズをはじめとする数々の話題作で確固たる存在感を示してきたが、彼の本質はやはり「セルフプロデュースの天才」であることだろう。虚像と実像の境界線を曖昧にし、エンターテインメントとして徹底的にファンを楽しませる。そのプロ意識の高さは、同業者からも深い敬意を集めている。還暦を前にしてもなお失われないその気品とユーモアは、彼が築き上げてきた美学の結晶だ。