では、旭川市旭山動物園の施設裏側にある設備にはどのような実態があるのでしょうか。結論から言えば、動物園における焼却設備や汚物処理設備は、オカルト的なものでも残酷な廃棄場でもなく、極めて合理的かつ衛生的な管理施設です。
動物園は多数の外来種や希少動物を飼育する場所であり、ひとたび未知の感染症や人獣共通感染症が発生すれば、園内だけでなく地域全体の生態系や酪農業に甚大な被害を及ぼしかねません。そのため、旭山動物園の焼却施設の真相とは、病原菌の拡散を防ぐための厳格な防疫ラインに他なりません。
園内で発生する医療廃棄物や感染の恐れがある検体などは、法律に基づき安全に処理される必要があります。かつて設置されていた園内焼却設備も、外部への汚染拡大を未然に防ぎ、迅速に公衆衛生を保つための必須設備として運用されてきた経緯があります。