グルメ予約サイトの普及に伴い、ネット上の表記と実際の店舗空間とのあいだに深刻なギャップが生じるケースが増えています。業界関係者の証言と現場調査から判明した、幹事が陥りがちな3大トラップを暴露します。
第1のトラップ:「完全個室」と「半個室」の混同
検索フィルターで「個室あり」を選んだ場合、その多くは「ロールスクリーンやすだれを降ろしただけのテーブル席」や「背もたれが高いだけのボックス席」を含んでいます。これらは視覚こそ遮られますが、隣席の笑い声やタバコの煙、オーダーを通す店員の声は筒抜けです。極秘の商談や静かな会話を求める席では、必ず「四方を壁と扉で密閉された完全個室」であることを店舗に電話確認する必要があります。
第2のトラップ:加熱式たばこ限定と紙巻きタバコ可の境界線
健康増進法の改正以降、新橋でも「全席禁煙」「加熱式たばこ限定個室」「紙巻き喫煙ブース完備」「全席喫煙可」の4パターンに細分化されています。「喫煙可能」という表記だけで予約した結果、紙巻きタバコ特有の強い臭いが個室内に充満しており、非喫煙者のゲストが不快感を抱くトラブルが多発しています。
第3のトラップ:極端な過密配席(ギューギュー詰め問題)
「最大8名様個室」と表記されていても、実際には6名で利用してちょうど良い広さであるケースが珍しくありません。特に冬場はコートやかばんなどの手荷物が多くなるため、記載されている定員マイナス1〜2名で予約するのが、スマートな空間演出の鉄則です。