旧バラ荘の正確な場所や住所については、プライバシー保護と悪質な侵入防止のため長年伏せられてきましたが、主に関東近郊の山林・別荘エリアに位置していたとされています。昭和の高度経済成長期からバブル期にかけて、個人の保養所またはペンション風の別荘として建てられた木造モルタルの建造物でした。
建設当初は美しい庭園と瀟洒な外観を誇っていたものの、バブル崩壊や所有者の高齢化、相続問題などの諸事情により管理が放棄され、長期間にわたって放置されることとなりました。手入れを失った庭は荒れ果て、建物の損壊が進んだことで、かつての避暑地建築が無気味な「廃墟」へと変貌を遂げてしまったのが実態です。