音楽、映画、ファッションのすべてで頂点を極めていた1991年、小林麻美は突然の結婚と引退を発表し、世間に大きな衝撃を与えた。お相手は、ザ・スパイダースの元リーダーであり、芸能界屈指の大手プロダクション・田辺エージェンシーの社長である田邊昭知だった。
二人の交際期間は約17年にも及んでいたが、その関係は徹底して極秘に保たれていた。トップスターと大手事務所社長という立場上、スキャンダルを避けるための配慮でもあったが、結婚と同時に長男を出産した彼女は、未練を一切見せることなく芸能活動から身を引いた。スポットライトを浴び続けることよりも家庭を守る道を選んだその潔い決断は、彼女のミステリアスな伝説をより強固なものにした。