エレベーターで最上階の16階へ上がると、宿泊者専用の大浴場「Sixteen」が待っている。バッハの作品番号や彼の人生に縁のある数字「16」から名付けられたこの空間は、仙台の街並みを遠くに望む天空の癒やしスポットだ。
男湯・女湯ともに広々とした浴槽が備わり、洗練された木目調と石造りのインテリアが落ち着いた雰囲気を醸し出している。湯船に身を沈めると、心地よい温もりが全身の緊張をほどいていく。天井の照明は静かに落とされ、耳をすませばここにもうっすらと澄んだ音楽が漂う。仕事終わりのビジネスパーソンも、観光を終えた旅行者も、この湯に浸かれば誰もが深い息を吐き出し、本来の自分を取り戻すことができる。