「狭いリビングに設置すると部屋が狭くなるのでは」という不安は根強い。しかし、独自の徹底検証で判明したのは、失敗の原因の9割が「動線計画の欠如」にあるという事実だ。プロのインテリアコーディネーターによれば、ソファーの前面に最低60cm、人がすれ違う場所には80cm以上の通行スペースを確保することが絶対条件となる。
よくある失敗例として挙げられるのが、搬入経路の採寸ミスと背もたれの高さだ。ドアやエレベーターを通過できずにキャンセルになるケースや、背もたれが高すぎて視線が遮られ、リビング全体が狭く感じられる失敗が多発している。これを防ぐには、ローバック設計のモデルを選ぶか、壁面に寄せずにあえて部屋の仕切りとして中央配置するレイアウト術が効果的だ。