『夏目友人帳』シリーズの魅力といえば、作品の持つ優しさと哀愁を最大限に引き立てるオープニング&エンディング主題歌です。7期のオープニングテーマには柏木ひなたの「Alca」が起用され、疾走感の中にも切なさを秘めた歌声が物語の始まりを美しく彩りました。一方のエンディングテーマには近藤利樹の「こまりわらい」が選ばれ、ウクレレの温かい音色と素朴で心に染み入るメロディが、視聴後の余韻を優しく包み込みました。
アニメーション制作を手掛けたのは、第5期以降シリーズの屋台骨を支え続けるアニメ制作会社「朱夏」です。大森貴弘総監督と伊藤秀樹監督のタッグにより、熊本を中心とした日本の原風景を思わせる美しい自然描写、光と影の繊細なコントラスト、そして妖怪たちのどこか愛嬌のあるデザインが見事に再現されました。長年のファンが愛する「夏目らしさ」を一切損なわない職人技の作画クオリティは、7期でも健在でした。