彼の原点を語る上で、関西ジュニアという過酷かつ温かい揺籃の地を外すことはできない。百戦錬磨の仲間たちがしのぎを削る現場で、彼は誰よりも早く稽古場に入り、誰よりも遅くまで声を張り上げていた。そのひたむきさが結実したのが、グループ「AmBitious」での活動だ。
ダンスのシンクロ率やアクロバットの鋭さだけでなく、観客の感情をダイレクトに揺さぶるライブパフォーマンス。グループの屋台骨として彼が放ってきた圧倒的なエネルギーは、現場を共にしたメンバーにも強い刺激を与え続けてきた。泥臭さを美しさに昇華させる関西仕込みのハングリー精神こそが、彼の表現の根底を支えている。