斉藤仁氏の葬儀・告別式は、長年教鞭を執り、道場で汗を流した国士舘大学世田谷キャンパスの体育館にて執り行われました。会場には柔道界の関係者をはじめ、各界の著名人、教え子、一般ファンなど約1,500人が参列しました。
祭壇には、ソウル五輪の表彰台で見せた晴れやかな笑顔の写真が飾られ、胸元には2つの金メダルが捧げられました。
弔辞を読んだ山下泰裕氏は、時に声を詰まらせながら「お前は私の誇りであり、最高のライバルであり、かけがえのない友だった」と涙ながらに語りかけ、参列者の涙を誘いました。棺が道場を後にする際には、道着を着た学生たちが花道を作り、深々とした礼で見送るなど、厳かで温かい別れの儀式となりました。