武庫川女子大学が世間から「お嬢様大学」と見なされる最大の要因は、歴史ある武庫川女子大学附属中学校・高等学校からの内部進学ルートの存在にあります。関西圏、特に阪神間(西宮・芦屋・神戸)の落ち着いた住宅街に暮らす家庭において、武庫川学院は信頼の厚い名門女子校として選ばれてきました。幼少期や中学・高校から私立一貫校に通わせられる経済力を持つ家庭が一定数存在することが、「武庫女=育ちの良いお嬢様」というパブリックイメージを形成しています。
さらに、大学が保有する洗練されたキャンパス環境も影響しています。国の登録有形文化財である旧甲子園ホテルを活用した「甲子園会館」など、クラシックで優美な施設群はまさに伝統校の風格そのものです。
加えて、薬学部や看護学部、建築学部といった高度な専門設備を要する学部を擁している点も挙げられます。これらの学部には開業医や企業経営者、専門職を親に持つ学生が集まりやすい構造があり、これが外観上の「お金持ちが多い」という印象を決定づけています。