「望外」の読み方は「ぼうがい」です。漢字を分解すると、「望(のぞみ・期待)」の「外(そと・枠外)」となり、文字通り「自分の望みや予想の枠を大きく超えている状態」を指します。
ここで重要なのは、単に「予想が外れた」という意味ではなく、「思いがけず良い結果になった」「願っていた以上の幸運に恵まれた」という好転の文脈でのみ使われる点です。古くから日本の漢語表現として定着しており、自らの実力以上の評価や成果を得た際に、へりくだりつつ相手に感謝を伝えるための謙譲表現として重宝されてきました。
日常のカジュアルな会話で口頭発信することは稀ですが、ビジネス文書、フォーマルな祝賀スピーチ、昇進や受賞の御礼メールなど、改まった場での信頼感を高める言葉として現在も広く活用されています。