Q1:タイル張り外壁は、本当に一生塗り替えをする必要がないのですか?
A1:タイルそのものの表面塗装は原則として不要です。しかし、タイル同士を繋ぐ目地部分やサッシ周囲のコーキング(シーリング材)は、紫外線で劣化するため約10〜15年ごとに打ち替えや増し打ち工事が必要になります。また、コケやカビが付着した場合はバイオ洗浄や高圧洗浄が必要となり、「一切の手入れが不要」というわけではありません。
Q2:サイディングからタイルへのリフォームや、新築での追加費用はどれくらいですか?
A2:新築時で一般的な30〜35坪の住宅の場合、サイディング標準仕様からタイル外壁にグレードアップすると、追加費用として概ね100万〜250万円程度(坪単価+3万〜7万円前後)が上乗せされます。リフォームで既存の外壁の上にタイルを重ね張りする場合は、下地の補強や足場代を含めて約250万〜400万円の高額工事となります。
Q3:地震でタイルが落ちてきたり、割れたりする心配はありませんか?
A3:現代主流の「乾式工法」では、弾性接着剤が建物の揺れを吸収するため、震度6強〜7クラスの地震でも大規模な剥落が起きるリスクは大幅に低減されています。ただし、建物のねじれやコーナー部分に強い応力が集中した場合、部分的なクラック(ひび割れ)や浮きが発生することはあります。施工会社の耐震基準や工法(乾式であるか)を事前に必ず確認し、大地震後は専門業者による点検を受けることが推奨されます。