ワセリンに混ぜるだけでなく、精油を空間に拡散させて呼吸を楽にするアロマセラピーも優れた代替策です。なかでもユーカリオイルは、主成分である1,8-シネオールが気道の炎症を抑え、粘液の排出を促す働きを持つことで知られています。
家庭で実践する際は、直接肌に原液をつけず、以下のような安全な芳香浴を取り入れるのがスマートです。
・マグカップ吸入法:熱湯を注いだマグカップにユーカリ油またはハッカ油を1滴落とし、立ち上る湯気を20〜30cm離れた位置からゆっくり吸い込む
・ティッシュディフューズ:ティッシュペーパーに精油を1滴垂らし、子どもの手が届かない枕元のサイドテーブルに置く
・浴室スチーム:入浴時、浴室の床の隅(直接触れない場所)に数滴垂らし、蒸気とともに香りを充満させる
ただし、ユーカリ精油には種類があり、乳幼児や小さな子どもがいる空間では刺激の強い「ユーカリ・グロブルス」ではなく、作用が穏やかな「ユーカリ・ラディアータ」を選ぶことが鉄則です。2歳未満の乳幼児がいる部屋では長時間のディフューザー使用を避け、短時間の換気と併用してください。