大手就職情報サイトのリクナビに並ぶ求人票や、大学公式のYouTubeチャンネルで流れる華やかなPR映像。だが、受験生が本当に知りたいのは表向きの宣伝文句ではなく「泥臭い就職活動の現場」だろう。
キャンパスで出会った4年生の男子学生は、自身の経験をこう振り返る。「入学前は正直、偏差値の低さに引け目を感じていた。でも就活が始まると印象が激変した。キャリア支援課の職員さんが自分の顔と名前はもちろん、志望企業の傾向まで完全に把握してくれていて、模擬面接を何十回も付き合ってくれた」。大スケールのマンモス校では埋もれてしまいがちな個人の発信を、大学側が徹底的に拾い上げる。数字の裏にある高い就職率は、泥臭いまでのマンツーマン指導が生み出した成果だった。