最新のFIFA男子世界ランキングが提示した景観は、従来の常識を揺さぶるものだった。トップに君臨し続ける南米の雄アルゼンチン、それを猛追するフランスやイングランドといった欧州勢。トップ10の攻防は数ポイントの差で命運が分かれるミリ単位の争いだ。
そのなかで、日本代表の立ち位置が極めて興味深い。アジア地区で首位の座を確固たるものにしつつ、世界トップ15の壁を打ち破ろうとする姿は、かつてない存在感を解き放っている。欧州遠征での強豪破りやアウェイでの完勝劇が着実にポイントへと変換された成果と言えるだろう。
一方で、北アフリカや北中米の急増勢力が順位を跳ね上げている現象も見逃せない。国際サッカーの勢力図は、もはや過去の実績だけで語ることは不可能な領域へと入っている。