2026年3月に松竹芸能を離れて以降、地上波キー局でのレギュラー番組をすべて失った木下隆行ですが、2026年現在の活動拠点は「ライブの舞台」「WEB配信」「海外展開」の3軸へと完全にシフトしています。
特に注目を集めているのが、自身の公式InstagramやYouTubeチャンネル「キノちゃんねる」を通じて発信しているアジア・タイへの進出です。木下は「タイはじめました」と公言し、現地のカルチャーやグルメ、現地クリエイターとのコラボレーションを積極的に展開。かつての「好感度ゼロ」という日本国内のネガティブなレッテルが通用しない東南アジア市場において、持ち前の巨体とコミカルなキャラクターを活かした新たなポジションを模索しています。
国内では、相方の木本武宏とともに立ち上げたTKOの公式プラットフォームを軸に、コンビでの単独ライブツアーを定期開催。キャパシティ数百人規模の劇場を地道に巡回し、往年のファンや純粋にお笑いを求める観客の前でコントを披露する活動を愚直に継続しています。全盛期の「ひな壇芸人」「人気ドラマのバイプレーヤー」としての華やかさはないものの、劇場の手売り感と泥臭い営業活動によって、芸人としての足場を着実に固め直しているのが現在の偽らざる姿です。