庭の黒いトゲトゲ虫は益虫か害虫か?てんとう虫幼虫の見分け方と生態

庭の黒いトゲトゲ虫は益虫か害虫か?てんとう虫幼虫の見分け方と生態

庭の黒いトゲトゲ虫は益虫か害虫か?てんとう虫幼虫の見分け方と生態についての疑問解決ガイドをお届けします。

春先から初夏にかけて植物の葉の上を這い回る、体長数ミリから1センチほどの細長い虫。黒褐色をベースにトゲのような突起が無数に生え、脇に鮮やかなオレンジ色の斑点があるその姿は、丸くて愛らしいてんとう虫の成虫とは似ても似つきません。そのため「植物の病気や害虫の発生源ではないか」と勘違いされ、駆除されてしまうケースが後を絶ちません。

昆虫の世界において、てんとう虫は卵・幼虫・蛹・成虫という段階を経て姿を劇的に変える完全変態を行います。あのトゲトゲした突起は外敵である鳥や大型昆虫から身を守るための威嚇防御であり、毒針や人体に危害を及ぼす毒液を持っているわけではありません。

むしろ、植物を育てる側にとっては心強い味方です。肉食性のてんとう虫の幼虫は、植物の汁を吸って弱らせるアブラムシの天敵として知られ、歩き回りながら手当たり次第にアブラムシを捕食し続けます。成虫よりも幼虫のほうが食欲旺盛な時期もあり、1匹の幼虫が生涯で食べるアブラムシの数は数百匹規模に達します。

小林 直樹
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小林 直樹

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