リムジンバスを利用する最大の心理的障壁であり、取材現場でも最も多くの失敗談が寄せられるのが「首都高速渋滞と所要時間の真相」です。
町田を出発したバスは、国道16号から東名高速道路(横浜町田IC)へ入り、保土ヶ谷バイパスまたは首都高速神奈川7号横浜北西線・横浜北線を経由して、首都高速湾岸線から羽田空港へとアプローチします。このルート上には、首都圏屈指の交通集中ポイントが複数存在します。
特に平日朝7時〜9時の通勤ラッシュ時間帯における保土ヶ谷バイパス下り・上り合流部、および湾岸線川崎航路トンネル付近の自然渋滞は慢性化しています。加えて、東名高速上り線での事故や悪天候(豪雨・濃霧)、路面補修工事が重なると、所要時間は容易に「通常の1.5倍から2倍(120分以上)」へと膨れ上がります。
プロの取材陣が強く推奨する「防御的スケジュール術」の基準は明確です。「国内線なら出発予定時刻の2時間半前、国際線なら3時間半前」に羽田空港へ到着する便を選択することです。万が一60分の渋滞遅延が発生しても、保安検査場の通過締め切り時刻(国内線出発20分前)を死守できるバッファを組み込むことが、バス移動における鉄則となります。当日のリアルタイムな道路状況については、運行各社が提供する「町田羽田空港バス運行状況現在」の案内ページや、日本道路交通情報センター(JATC)の渋滞情報を事前に確認する意識が不可欠です。