開業から30年以上が経過し、天使と悪魔は松山の夜の風景に欠かせない存在となった。しかし、オーナーの年齢を考えると事業承継の問題も視野に入ってくる時期だ。幸いなことに、店で長年働いてきたスタッフが複数おり、店の精神を受け継ぐ体制は整いつつある。
また、コロナ禍を経て夜の飲食業界全体が変化を迫られる中、天使と悪魔も新しい取り組みを模索している。オンラインでのカクテル教室や、瓶詰めカクテルの販売など、店舗営業以外の収益源も実験的に始めている。伝統を守りながらも時代に適応する柔軟性が、この店の強さの秘密かもしれない。