群馬県桐生市は、古くから「西の西陣、東の桐生」と称された織物の街として栄えてきた。また、著名な女優である篠原涼子の出身地としても知られ、独特の情熱的で粋な文化風土が根付いている。
街中には、明治から昭和初期にかけて建てられた鋸屋根(のこぎりやね)の工場群や蔵造りの建物が今なお多く残る。それらの歴史的建造物をリノベーションしたカフェやクラフトショップ、ギャラリーが近年続々とオープンし、レトロと現代デザインが融合した独特の景観を作り出している。路地裏をあてもなく歩くだけで、ものづくりの歴史と若いクリエイターたちの新しい感性が重なり合う面白さに出会えるはずだ。