旅行計画の成否を分ける最大の要素が、滞在する宿の選定だ。いま、旅館・ホテル業界は三世代の受け入れ体制を急速に強化しており、多様なニーズに応える客室デザインやサービスが相次いで導入されている。
たとえば星野リゾートが展開するリゾート施設では、大人数がゆったり寛げるコネクティングルームや、孫が遊べる広場とシニアがリラックスできるスパが隣接したエリア設計が支持を集める。また、車椅子でも快適に過ごせるバリアフリー観光の視点を取り入れた段差のない客室や、エレベーター近くの部屋を指定できる配慮も、シニア同伴の旅には欠かせない選択基準となっている。
食事面においても、バイキング形式で好きなものをそれぞれ選べるスタイルや、シニアには和風懐石、子どもにはキッズプレートを同時に提供できる柔軟な宿が選ばれる傾向が顕著だ。