黒田さんの急逝から約3ヶ月後、バンドは極めて大きな決断を下します。結成10周年の集大成として以前から決定していた2026年5月14日の横浜スタジアム単独公演「sumika 10th Anniversary Live『Ten to Ten to 10』」の開催です。
公演の実施についてはメンバー間でも激しい葛藤がありましたが、「10年間の歩みと黒田隼之介が生きた証を、ファンの前でしっかりと鳴らし切る」という強い意志のもと、ステージに立つことを決めました。
当日はあいにくの雨模様でしたが、スタジアムを埋め尽くした約3万3000人のファンが見守る中、ステージ中央には黒田さんの愛用ギターと衣装が配置され、「4人のsumika」として全33曲を熱演。片岡さんが声を詰まらせながら歌い上げる姿や、メンバー全員が天を仰ぎながら魂の音を響かせるシーンは、集まったファンの涙を誘い、伝説の一夜として深く心に刻まれました。
この横浜スタジアム公演を一つの区切りとし、バンドは正式に活動再開を発表。止まることなく未来へ進む道を選びました。