スマホ版どうぶつの森の配信日は2017年11月21日。リリース直後から世界中で爆発的なダウンロード数を記録し、キャンプ場を自分好みにレイアウトする手軽な箱庭ゲームとして幅広い層に親しまれてきました。しかし、2026年11月29日をもって基本プレイ無料(F2P)モデルとしてのサービスは終了を迎えました。
多くのファンが気にしたスマホ版どうぶつの森のサービス終了理由ですが、単なる「収益悪化による打ち切り」とは大きく性質が異なります。任天堂は終了発表の際、長期にわたって遊び続けてくれたユーザーに対して「今後も継続してキャンプ場での暮らしを楽しめる形」を提供することを最優先事項として掲げました。
背景にあったのは、運用コストの肥大化とリーフチケットの廃止経緯に代表されるガチャ・課金モデルの限界です。7年間にわたり毎月追加され続けたイベント家具やフォーチュンクッキーのデータ量は膨大を極め、サーバー維持費やアップデートにかかる開発リソースの負担は年々増加していました。そこで任天堂は、サーバーを停止してゲームを消滅させる一般的なソシャゲの幕引きではなく、オフライン化して永続的に遊べるスタンドアロン型アプリへと生まれ変わらせる決断を下したのです。