日本気象協会などが発表する2026年最新花粉情報によると、イネ科植物の花粉は地域差があるものの、全国的に4月中旬から10月下旬という非常に長いスパンで飛散が確認されています。スギやヒノキと大きく異なるのは、年に2回の飛散ピークが存在する点です。
第1の波であり、年間で最も飛散量が多いのが5月中旬〜6月中旬の初夏シーズンです。この時期はカモガヤやハルガヤ、オオアワガエリといった外来種のイネ科雑草が一斉に開花期を迎えます。気温が上昇し、日照時間が長くなる初夏は植物の成長スピードが早く、都市部でも一気に花粉量が増大します。
そして見落とされがちなのが、8月下旬〜10月に訪れる第2のピークです。晩夏から秋にかけては、エノコログサ(ネコジャラシ)やアシ、ススキなどが花粉を飛ばします。「秋の花粉症=ブタクサ」と思い込んでいる方が多いものの、実際には秋のイネ科花粉によってアレルギー反応を起こしているケースも多々あります。