松本隆博氏の経歴を語る上で欠かせないのが、IT企業における目覚ましいビジネスキャリアです。
30代でシステム開発やIT関連のベンチャー企業に参画した隆博氏は、卓越した営業力とマネジメント手腕を発揮。複数の企業で会社取締役や役員を歴任し、企業の成長を牽引するビジネスエリートとして活躍していました。年収や社会的地位にも恵まれ、順風満帆な生活を送っていたことは間違いありません。
しかし、40代を迎えた頃、過酷な激務とプレッシャーの中で「人間にとって本当に大切な幸せとは何か」「自分にしかできない社会貢献とは何か」を深く自問するようになります。幼少期から親しんでいた音楽、そして母や家族から教わった温かい心を伝えるため、彼は安定した役員報酬と役職をすべて手放し、シンガーソングライターとして生きる決断を下しました。
周囲からの猛反対や弟・人志氏の存在によるプレッシャーを背負いながらも、脱サラして音楽の世界へ飛び込んだその行動力は、ビジネスパーソンの間でも大きな反響を呼びました。