裁判終結から現在に至るまで、テレビ局各局は極めて慎重なスタンスを崩していません。『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』『水曜日のダウンタウン』『ダウンタウンDX』といった長寿冠番組は、タイトルや体裁を微修正しながら継続しているものの、松本氏の定位置であったスタジオ中央の席は空席のまま、あるいは代役MCが固定化されています。
一方で、松本氏個人の冠企画や一部の特別番組は静かに終了、あるいはリニューアルを余儀なくされました。テレビ局の編成担当者が最も恐れているのは、大手ナショナルクライアント(主要広告主)によるCM引き揚げリスクです。
グローバル展開を行う大手企業やESG投資を重視する上場企業にとって、性加害疑惑に関する明確な説明責任が果たされていないタレントの番組にスポンサードすることは、ブランドイメージの失墜に直結します。現場の番組スタッフが復帰を望んだとしても、スポンサー営業の現場でストップがかかるという構図が続いています。