佐久間大介の母親は、1980年代前半に活動していた3人組アイドルグループ「キャンキャン(CanCan)」のメンバー、咲間ちなみ(さくま ちなみ)さんだ。当時の女性アイドル全盛期において、愛らしいルックスと華やかな歌声でファンの心を掴んだ存在である。
アイドルとしての活動期間自体は決して長くはなかったものの、ステージで歌い踊る高揚感や観客を魅了する技術は、間違いなく身体の奥深くに刻み込まれていた。息子である佐久間が魅せる卓越した体幹のブレなさや、カメラを一瞬で捉える視線の配り方には、血筋とも言える遺伝子がしっかりと脈打っている。