ケースの衛生を保ち、瞳の健康を維持するために守るべき原則は極めてシンプルだ。
第1に、2weekコンタクト保存液の注ぎ足しを絶対にしないこと。ケース内に残った前日の液に新しい液を継ぎ足して使う「マルチドージング」は、消毒効果を著しく低下させ、ケース内で菌を培養するようなものだ。保存液は毎回必ず全量を捨て、フレッシュな液を使用する。
第2に、湿度の高い洗面所やお風呂場にケースを放置しないこと。換気が不十分な水回りはカビ胞子が浮遊しやすく、自然乾燥の妨げになる。リビングや寝室など、風通しの良い清潔な室内で乾燥・保管を行うのが望ましい。
第3に、ケースを扱う前に必ず石鹸で手を洗うこと。どれほどケースを清潔に保っていても、指先に付着した皮脂や雑菌が触れれば汚染は一瞬で広がる。手指の衛生とケースの衛生は、常にセットで考えるべきだ。