熱海駅からバスで揺られること約10分、走湯山の山腹に位置する伊豆山神社(いずさんじんじゃ)は、強運宰相の誉れ高い源頼朝が源氏再興を祈願したゆかりの地だ。NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の放送以降、歴史ファンの聖地としても高い人気を保ち続けている。
ここには、若き日の源頼朝と北条政子が忍び逢い、愛を育んだというロマンチックな逸話が遺されている。境内に佇む「腰掛け石」は二人が愛を誓い合った場所とされ、縁結びや恋愛成就を願う人々にとって特別な場所だ。赤と白の二匹の龍が寄り添う手水舎「赤白二龍(せきびくりゅう)」は強運と良縁のシンボルであり、本殿へ続く837段の石段を登りきった先には、相模湾を一望する絶景と清々しい達成感が待っている。