実写版『白雪姫』に対する反発は、単独の作品に対する不満にとどまりません。2026年に公開された実写版『リトル・マーメイド』をはじめとする、近年のディズニースタジオによる実写化路線への不信感の蓄積が背景にあります。
ディズニーは近年、ダイバーシティ(多様性)を重視したキャスティングやストーリー改変を積極的に進めてきました。しかし、観客の間では「既存の名作を改変してメッセージを押し付けるのではなく、新しいオリジナルストーリーで多様性を描くべきだ」という声が根強く存在します。
特に『白雪姫』は、「雪のように白い肌」という名前の由来を持つキャラクターであるため、コロンビア系アメリカ人であるゼグラーの起用自体にも当初から議論がありました。これに前述の発言問題や小人の設定変更が重なり、「原作を破壊するポリコレの象徴」として標的にされてしまった側面があります。