子連れで道内を巡る際、定番スポットを押さえつつ混雑を避ける穴場ルートの確保は至難の業に見える。しかし、時間帯と回る順番を少しずらすだけで、快適性は劇的に向上する。おすすめは、札幌エリアから旭川方面へと抜ける黄金ドライブラインだ。
まずは札幌市内のさっぽろ羊ヶ丘展望台へ。名言「少年よ、大志を抱け」で知られるウィリアム・S・クラーク博士の像が立つこの丘は、広大な牧草地が広がり、未就学児や小学生がのびのびと走り回るのに最適なロケーションだ。混雑しがちな市内中心部の観光地と比べ、伸びやかな開放感の中で北海道らしいロケーションを満喫できる。
そこから道央自動車道を経由して北上し、行動展示で世界的に有名な旭山動物園を目指す。午前中の開園直後か、あえて混雑が落ち着く午後遅めの時間帯を狙うのがポイントだ。動物たちの生き生きとした姿を間近で観察できる体験は、子どもの知的好奇心を大いに刺激する。道中の高速道路沿いにはキッズスペース付きのパーキングエリアも点在しており、無理のないペースで移動を組み立てられる。