80年代から90年代にかけて、誌面はまさに黄金期を迎えた。その中心にいたのが、故・鳥山明が描いた『ドラゴンボール』だ。圧倒的な画力とスピード感あふれる格闘描写は、それまでのバトル漫画の常識を覆し、世界中に「JUMP」の名を轟かせた。主人公たちが限界を超えて覚醒していく展開は、世界中の少年のバイブルとなった。
その偉大なDNAを受け継ぎ、21世紀の絶対的王者として君臨したのが尾田栄一郎による『ONE PIECE』だ。壮大な世界観、張り巡らされた伏線、そして重厚な群像劇。発行部数の世界記録を塗り替えたこの怪作は、冒険のロマンを極限まで押し広げ、雑誌の柱として数十年間にわたり市場を牽引し続けている。