二人の関係が始まったきっかけは、2011年7月に上演された舞台『嵐が丘』での共演でした。この作品で山崎育三郎は名家の御曹司エドガー役、安倍なつみはヒロインのキャサリン役を演じ、劇中で夫婦となる間柄でした。当時すでに国民的知名度を誇っていた安倍に対し、山崎はミュージカル界屈指の実力派として頭角を現していた時期にあたります。
舞台関係者の証言によると、稽古中から二人は演技論や表現方法について深く語り合っており、妥協を許さないストイックな姿勢に互いが強い敬意を抱いたことが交際への呼び水となりました。その後、週刊誌による熱愛報道などを経ながらも、約4年間にわたる静かな愛を育んでいきました。
そして2015年12月29日、双方の所属事務所を通じて正式に結婚を発表。連名の直筆ファクスでは「お互いに思いやり、支え合いながら、温かい家庭を築いてまいりたい」と決意を表明しました。4歳という年齢差を超え、互いのプロフェッショナリズムに深く共鳴したことが結婚という決断に至った最大の理由といえます。