人物の性格や態度を指すスラングとは全く異なる文脈として、関西地方の方言における「しゃばい」が存在します。関西圏では、食品や液体が「とろみが足りず、水っぽくて薄い状態」を指して「しゃばい」と表現します。
例えば、煮込みが足りないカレーに対して「このカレー、ちょっとしゃばいな」、出汁が薄い味噌汁を「しゃばい味噌汁」と呼ぶのが典型的な例です。これは「しゃばしゃば(水気が多くて粘り気がない様子)」という擬態語から派生した表現であり、悪意のある罵倒ではなく、単なる状態描写として家庭や飲食店で日常的に飛び交っています。