なぜ人は、ボールを打つことにこれほどまでに惹きつけられるのか。脳科学の観点からも興味深い分析がなされている。
芯でボールをとらえた時に手に伝わる独特の振動と、空間に響き渡る高音の打撃音。これは脳内でドーパミンやセロトニンといった神経伝達物質の分泌を急激に促す効果があるという。日頃のデスクワークやスマホの画面凝視で疲弊した現代人の脳にとって、集中して一球に反応し、ジャストミートする瞬間は、最高の「マインドフルネス(瞑想状態)」に近い効果をもたらす。現代社会のストレスを力一杯打ち返すプレイスポットとして、メンタルケアの側面からも評価が高まっている。