私たちは皆、大なり小なり過去に傷を抱えて生きている。園山氏がキャンバスに描いたのは、特定の男性への未練でも、社会への怨嗟でもない。傷跡を美しいものとして受け入れ、前へ進むための意志そのものだ。
南青山のギャラリーを後にする人々は、どこかすっきりとした表情を浮かべていた。スキャンダルという泥水から咲いた一輪の花のようなその絵は、かつての騒動を知る世代だけでなく、当時を知らない若い世代の心をも揺さぶっている。過去は変えられないが、その意味はいつでも塗り替えることができる。彼女の絵の具は、そう語りかけているようだ。 (出典: 園山 真希 絵 塩谷 瞬(Yahoo!ニュース))
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