2026年の現在、新卒採用の初期選考段階においてAIによるデータ分析や適性検査の導入は当たり前の光景となった。サイバーエージェントにおいても、エントリーシートのスクリーニングや初期の動画像選考に先進的なアナリティクスが活用されている。ロジカルシンキングや過去の行動特性データが定量化される現代において、単なる「見た目の良さ」だけで選考を突破することは構造的に不可能となりつつある。
にもかかわらず、最終面接や対面でのインターンシップ選考において問われるのは、AIには再現できない「人間的な魅力」だ。画面越しではなく実社会で人を惹きつけ、動かす能力。テクノロジーが自動化を進めれば進むほど、感情を揺さぶる「人としての熱量」の価値は高まる。選考の最終局面で試されているのは、まさにこの泥臭い人間力にほかならない。