肉親の犯行は、全盛期を迎えていた彼女のキャリアに容赦なく襲いかかった。当時所属していた芸能事務所LIBERAは、クライアントや各テレビ局への対応に追われることとなる。多数のCM契約を抱えていたファッションモデル業界およびテレビ界において、この不祥事は壊滅的なリスクとみなされたからだ。
父親の不祥事という自身には責任のない芸能スキャンダルに巻き込まれ、日本の芸能界における活動は一時的に厳しい制約を受けた。さらに、事務所との契約関係を巡る見解の対立も表面化。業界特有の古い体質と個人の自立を巡る確執は、彼女に大きな決断を迫ることとなったのである。