レースの魅力を最大限に引き出す要素が、繊細な「透け感」と「立体的な影」の表現です。ここでの失敗パターンとして最も多いのが、レース全体を単色で塗りつぶしてしまい、重苦しいビニールのような質感になってしまうケースです。
魅力的な透け感レース塗り方を再現する手順は極めて明快です。
1. レースのベースレイヤーの不透明度を60〜80%に設定し、下地にある素肌や下着の色を適度に透過させます。
2. 刺繍のフチや密度が高い部分だけを不透明度100%の不透明ブラシでなぞり、透ける部分と透けない部分の「密度のコントラスト」を作ります。
3. 乗算レイヤーを重ね、影のつけ方フリルの基本法則に従って、布が重なり合う隙間や素肌との境界に柔らかな影(エアブラシ)とシャープな落ち影(ペン)を二重に落とし込みます。
このコントラスト処理により、薄く柔らかなオーガンジーやチュールレース特有の上品な空気感が生まれます。