都道府県の広さを論じる上で見逃せないのが、「人口密度」との対比です。面積ワースト上位の顔ぶれを見ると、大阪府、東京都、神奈川県と、日本を代表する巨大都市圏がずらりと並びます。
人口密度の比較では、東京都が1平方キロメートルあたり約6,400人超と圧倒的なトップに君臨し、2位に大阪府(約4,600人)、3位に神奈川県(約3,800人)が続きます。これに対し、面積最小である香川県の人口密度は約500人前後です。
香川県は面積こそ全国最小ですが、過密に苦しむ大都市圏とは異なり、豊かな自然環境と利便性が調和した独自の地方都市構造を築いています。「小さい県=過密」というわけではなく、地形や産業構造によって全く異なる都市景観が形成されている点は、地理の奥深い面白さと言えます。