旅行動向や全国お取り寄せ市場の拡大に伴い、ご当地うどん人気ランキングの様相にも新たな変化が見られます。三大うどん候補以外にも、強烈な個性を持つローカル麺が全国区の人気を獲得しています。
吉田のうどん(山梨県): 富士吉田市の名物。日本一硬いとも言われる驚異的な歯ごたえと、キャベツや馬肉をのせる独特のトッピングが熱狂的なファンを生んでいます。
武蔵野うどん(東京都・埼玉県): 地粉を使った野趣あふれる太麺。豚肉と長ネギの濃厚な温かいつけ汁(肉汁うどん)で食べるスタイルが関東一円で定着しています。
伊勢うどん(三重県): 1時間近く茹で上げた極太のやわらかい麺に、濃厚なたまり醤油ベースのタレを絡めて食べる伊勢神宮参拝の伝統食。
博多うどん(福岡県): 柔らかくふんわりとした麺と、澄んだアゴや昆布のだしが調和。丸天やごぼう天を乗せた一杯は、福岡のソウルフードとして讃岐に迫る人気を誇ります。
これら個性豊かな銘麺が台頭する中でも、讃岐・稲庭・水沢・五島・氷見が放つ歴史と格式の輝きは色あせることがありません。