長崎市内で始動した長崎スタジアムシティプロジェクトにより、プロチームの主戦場は最新の都市型複合スタジアムへと拡張された。しかし、諫早のスポーツ拠点が持つ価値が揺らぐことはない。むしろ、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)のトップチームが新たなステージへと歩みを進めたことで、諫早のグラウンドは育成組織の強化や地域草の根スポーツの基盤として、より多角的な重要性を増している。
週末にDAZNなどの配信画面を通じてプロの熱戦を見守るファンが多い一方で、この諫早のピッチでは未来のJリーガーを目指すユース選手たちが日々激しい汗を流す。公益財団法人日本サッカー協会が掲げるグラスルーツの拡大方針とも響き合い、次世代を育む聖地としての役割は年々高まっている。