Q1:給料は悪くないのに、毎日仕事に行くのが虚しく感じるのはなぜですか?
A1:心理学者ハーズバーグの「動機づけ・衛生理論」によると、給与や労働条件は不満を減らす「衛生要因」に過ぎず、満足感を生み出す「動機づけ要因(達成感、承認、責任、成長など)」とは別物だからです。給与に問題がなくても、達成感や成長実感が欠如していると精神的な空虚感が生じやすくなります。
Q2:働く意味や「やりがい」が見つからない場合、どうすればいいでしょうか?
A2:壮大な目標を掲げる必要はありません。まずは「今日1日で誰かの役に立てた瞬間はどこか」「自分が少しでも心地よく集中できた作業は何か」といった小さな事実の観察から始めてみてください。やりがいは最初から存在するものではなく、日々の試行錯誤のプロセスの中で後から育つケースがほとんどです。
Q3:割り切って「お金のためだけ」と割り切って働くのは間違いですか?
A3:決して間違いではありません。趣味や家族との時間を人生の最重要事項と位置づけ、仕事はその資金調達手段と明確に割り切ることも立派な人生の選択です。ただし、人生の起きている時間の約3分の1を職場で過ごす以上、その時間に少しでも「心地よさ」や「小さな納得感」を持てる工夫を取り入れると、生活全体の幸福度が底上げされます。