美容整形は一度の手術で永遠の美しさが手に入る魔法ではありません。術後の美貌を保ち続けるためには、定期的なメンテナンスと莫大なランニングコストが必要不可欠となります。モデル活動を続けるなかで、ボトックスやヒアルロン酸の定期注入、レーザー治療やハイフなどの肌管理を含めると、年間で数百万円規模の維持費用を投じているケースも珍しくありません。
さらに深刻なのが、加齢や過度な施術によって引き起こされる「劣化」や「失敗」のリスクです。20代前半で無理に高くした鼻プロテーゼが年齢とともに浮き出てしまったり、過剰な脂肪吸引によって皮膚が不自然に引きつれたりするトラブルは現実に多発しています。異物の挿入や組織の切除を繰り返した結果、表情筋がうまく動かなくなり、笑顔が引きつってしまうという職業上の致命傷を負うモデルも存在します。
ネット上で「顔が崩れた」「以前のほうが可愛かった」と囁かれる背景には、美への執着から修正手術を繰り返す「整形依存」の罠が潜んでいます。完璧を追い求めるあまり、引き返せないリスクと隣り合わせで活動している点は、華やかな世界の過酷な一面と言えます。