月曜日発売の週刊少年ジャンプ。しかし、ネット上にはなぜか木曜日、早ければ水曜日には画像が出回る。このタイムラグに潜むのが、いわゆる「raw(生原稿)」リークの闇ルートだ。
流出の主な原因は、印刷所から書店へ配送される過程での「早売り」や、倉庫からの横流しである。特に地方の小売店や海外への輸送ルートは監視の目が届きにくく、悪質な業者がスマートフォンで誌面を撮影し、海外のクローズドなコミュニティに売却するケースが後を絶たない。
こうして入手された画像は、翻訳ボランティア(スキャンレーション・グループ)の手によって英語や多言語に翻訳され、瞬く間に世界中へ拡散されていく。私たちがSNSで目にする「ネタバレ画像」は、こうした組織的な犯罪の末端に位置するものなのだ。