「まだ生理予定日前だけど、どうしても気になって…」。そう言って、推奨される時期よりも早く検査を行ってしまう「フライング検査」が、判定を狂わせる最大の原因です。妊娠すると、女性の体からはhCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンが分泌され始めます。しかし、このホルモンが市販の検査薬で感知できる濃度に達するまでには、受精卵が着床してから数日かかります。
排卵日が数日ズレていただけでも、尿中のhCG濃度は基準値に届きません。その結果、最初は陰性と出てしまうのです。数日待って再検査した際に陽性へと変わるのは、体が正常にhCGを増やし続けた証拠と言えます。